こんにちは! 『リフォームたもつ』の保坂です。ようやく芽吹きの季節の三月になりましたね。今年の一月・二月は、雪が非常に多かったですね。先月の中旬の荒天では、悪夢の一月を祐彿させる天候でした。
これから春の穏やかな日が続き、落ち着いたいつもの日常を過ごせそうですね。
先日、銀行主催の若手経営者の勉強会があり参加してきました。当然、感染症対策を十分に行っての開催でしたが、この様な形が標準化していて最初の頃の違和感がなくなっていることに気付きました。
さて、勉強会の内容ですが、えちごトキめき鉄道の鳥塚社長の講演でした。千葉県の『いすみ鉄道』社長時代の取り組みや営業の裏話、仕事をする上での考え方など、実体験に基づいた話をしていただきました。その中でも印象に残ったことは、町の活性化に於いて、『自分の町には、何もない』という人が多くいるが、はたしてそれは本当なのか?自分の町の良さや必要性を理解しているのか?その中にいる人には当たり前のモノでも、その外側の人からは、まったく違ったモノに見えているとのことです。
例えとして、列車の中から車外の田んぼの畔にできている人だかりを写した写真を見せてもらいました。本当に何もない田んぼの真ん中です。実は、『いすみ鉄道』観光ポスターの撮影スポットだそうです。鉄道マニアの撮り鉄は、それと同じ風景を撮りたいのだとか。
この話を聞いたとき、兵庫県の『日本のマチュピチュ』で有名な竹田城址を思い出しました。この竹田城址の観光ポスターも非常に幻想的なポスターですが、ポスターと同じ光景を見るには隣の山麓に行かないと見れないのです。
ポイントは、いくつかありますが、日常では当たり前の風景が、少し視点を変えるだけでとても価値のあるものに変わるという事例でした。これは、我々の日常生活においても、無理だとか、難しいとか考える前に、どうすればできる?という前向きな思考で物事に取り組めば、必ず何かが変わってくるということでした。簡単なようで難しいですが、僕も前向き思考で行動するようにしなければと考えさせられました。
冒頭でも話に触れましたが、台風並みの大風に大雪が続いたこの冬期間での皆さんの住宅のダメージ具合は、どうだったでしょうか? 雪解け後に修繕でリフレッシュして新しい季節を迎えましょう。どんな些細なことでも喜んで『リフォームたもつ』がお手伝い致します。
投稿日|2021.03.01 社長コラム