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上越の風物詩 鮭の遡上の巻|Vol.37

こんにちは! 『リフォームたもつ』の保坂です。早いもので、今年も残すところあと一ヶ月ですね。
皆さんにとってどのような1年でしたか? 今年は、大雪に始まり、町おこしイベントやオリンピック、記憶に新しい秋篠宮殿下の長女・真子様のご成婚など思い返すと色々とありましたね。個人的にも色々な活動のお手伝いや出来事があり、充実した1年だったように感じます。来年は、どんな年になるか今から期待半分、不安半分といった気持ちです。
先月末、暮れの訪れを知らせる風物詩でもある、桑取川の鮭の遡上を見てきました。実は僕、この桑取川の鮭の遡上と鮭漁を見ることは今回が初めてでした。河川敷には桑取川漁業組合の管理している採抱所があり、そこでは投網漁で取った鮭をメス・オスの選別をしていけすに入れていました。また、鮭の販売も行っていて、新鮮な鮭を購入できます。ちょうど、僕が行ったときに組合長と話す機会があったので、鮭について話を聞きました。
本来、鮭は平均4年で出身の川に戻ってくるとのことです。鮭は冷たい水を好むので、川を下り海に出るとすぐ北に向かうそうです。この性質の為、鮭の遡上が見れるのは、新潟が最南端ということでした。
また、平均4年というサイクルは決まっていて、出身の川に戻ることができるのは、その川から出るアミノ酸を感じ、頼りにして戻ってくるとのことです。この話を聞きましたら、この広大な海といくつもある川の中から地元のアミノ酸という物質を感じ取り戻ってくるという生き物の不思議を改めて感じ感動しました。そして、水産資源としての鮭もそうですが、鮭の採取から人口ふ化させて、また漁をするというサイクルが環境保全という観点で見ても、海や川をきれいにしないとこのサイクルが回らなくなることにも気づかせてもらいました。

さて、来年僕は、4回目の年男を迎え、5巡目のスタートの年となります。初心にかえり、新たな気持ちで新年を迎えられるよう準備したいと思います。では、皆さん、少し早いですが、良いお年を御迎え下さい。そして、来年もどうぞ『リフォームたもつ』をよろしくお願い致します。

投稿日|2021.12.01 社長コラム