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カキシブのすご~い効果の巻|Vol.25

こんにちは!!『リフォームたもつ』の保坂です。10月になり、めっきり秋らしくなりました。9月上旬までの暑さが、嘘のようですね。
朝晩は、すっかり涼しくなり、秋の夜の静けさの中に間こえる虫たちの鳴き声が、夏の猛暑で疲労した心と体を癒してくれていると感じさせてくれます。そして、秋に収穫される自然の恵みが、その癒しをより深めてくれます。
そんな秋ではありますが、僕にとっては、やはり食欲の秋が魅力的です。特に夏の日差しを十分に浴びた梨や柿などはおいしいですよね。そんな秋の味覚から先月朗報がありました。渋柿から抽出されるカキシブが、新型コロナウイルスの感染力をなくす効果があるという研究結果が発表されました。カキシブは、防腐効果があり、昔から木製の工芸品や建築木材の下地材や外壁に塗布されたり、乾くと硬くなるので防水として紙の工芸品に使用されたり、うちわの製作にも利用されたりしてきました。ただ、発酵させて製造するため、においなどが強く塗料としては敬遠されていました。
しかし、最近では無臭カキシブの開発などがあり、シックハウス症候群の症状が起きにくい塗料として再評価されつつあります。このような様々な分野において活用されている素材を私たちの生活に取り入れていると考えると、昔の人の知恵というのはすごいなぁと改めて感嘆させられました。
近年では、自然災害も多くありますが、自然からの恵みは、このように我々の生活に豊かさややさしさなどをもたらしてくれる側面を持っているということを忘れてはいけないんだと感じました。
そして、最近の環境保全というキーワードにつながるのだろうとも思います。
今年も今月を入れると後3か月です。冬の対策は、お済ですか? 今冬は、ラニーニャ現象の影響で、数年前の冬のように雪の多い寒い冬になりそうだとのことです。秋の天気の良いときに外回りを、天気の悪いときは家の中を、それぞれちょっと見ていただき、早めの修繕・冬支度をお考えいただければと思います。些細な仕事も『ハイ!喜んで』をモットーに対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿日|2020.10.01 社長コラム